GMP認定と有機JAS認証が裏づける製造品質
千葉県佐倉市の自社工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会によるGMP認定(製品・包装)を取得している。原料の受入れから最終出荷に至るまで、汚染防止や品質の均質化を徹底した管理体制のもとで製造が進む。一般財団法人日本食品分析センターの有機JAS認証(輸入業者・小分け業者)も併せて保有しており、有機食品の取扱いについてもJAS規格に適合した運用を行っている。二つの認証を同時に維持し続けること自体、製造現場の管理水準を示す一つの指標になっている。
個人的には、認証を「取った」で終わらせず日常のオペレーションに落とし込んでいる点が印象的だった。人為的ミスの排除や品質低下の防止といった項目は、GMPの要求事項として工程ごとにチェックされ、記録が残る仕組みになっている。有機JAS認証があることで、オーガニック原料を使った製品の企画にも法令上の裏づけをもって対応できる。OEM委託先の選定で認証の有無を重視する企業にとって、確認すべき情報が明確に整理されている工場だと感じる利用者も多い。
サプリメントから食品まで広がる対応カテゴリ
タブレット、錠剤、顆粒、ハードカプセル、ソフトカプセル——株式会社テルヴィスが対応する剤形は多岐にわたる。サプリメントや機能性表示食品にとどまらず、ジャム・クッキー・ドリンク・フリーズドライといった食品カテゴリでもOEM製造の実績を積み重ねてきた。健康志向の商品を展開したい企業が「サプリ以外の切り口」を求めるケースは増えており、食品領域への展開力はそうしたニーズと噛み合う。配合や形状の自由度が高いぶん、企画段階での選択肢が広がりやすい。
ある企業がフリーズドライ製品のOEMを依頼した際、原料の特性に合わせた加工条件の調整から試作の繰り返しまでを約3か月で完了させたという話が残っている。小ロットでのスタートにも応じており、初めて自社ブランド商品を立ち上げる事業者でも在庫リスクを抑えた形で参入しやすい。大規模生産への切り替えも同じ工場ラインで対応するため、販売が軌道に乗った後の増産フェーズで委託先を変える手間が発生しにくい構造になっている。
薬剤師の知見を組み込んだ企画提案
株式会社テルヴィスには薬剤師が在籍し、原料選定や配合設計の段階から専門的な助言を行っている。「どんなサプリを作ればいいのか見当がつかない」という状態でも、ターゲット層の整理や市場の動向を踏まえた提案が受けられるため、企画の解像度は打ち合わせを重ねるごとに上がっていく。販売後のことまで視野に入れた商品設計を心がけており、パッケージデザインや広告支援まで一括で引き受ける体制を敷いている。PB製品の開発経験がない企業からの相談が多いという声が目立つ。
製品化までの流れは、企画開発・製造・充填・パッケージングを一貫して自社で完結させる方式を採用している。外部に工程を分散させない分、仕様変更やスケジュール調整の伝達がスムーズに進みやすい。薬剤師のチェックが入ることで、機能性表示食品の届出を見据えたエビデンス設計にも早い段階から着手できる。原料メーカーとの折衝や規格書の整備といった実務面まで踏み込んでサポートしている点は、委託先を比較検討する際の判断材料になるはずだ。
PB開発を通じた差別化とブランド構築
「仕入れ品だけでは競合と同じ棚に並んで終わる」——そんな課題意識を持つ企業に対し、株式会社テルヴィスはOEMによるプライベートブランド開発を提案してきた。自社ブランドの健康食品を持つことは、単なる品揃え拡充ではなく、売上構造の転換や顧客との関係性を変える手段として機能する。サプリメント市場は年々拡大傾向にあり、独自配合の製品で市場に参入する企業の数も増え続けている。所在地を問わず相談を受け付けており、遠方の事業者ともオンラインでの打ち合わせを重ねながらプロジェクトを進めるケースが少なくない。
あるクライアントは、既存の通販事業に自社開発のサプリメントを追加したことで、リピート率が改善し客単価の底上げにつながったと話している。企画段階で「誰に届けるか」を具体化するプロセスに時間をかける方針のため、完成した商品が販売現場でぶれにくいという評価が聞かれる。ブランドの信頼性を高めたい、新しい収益源を確保したいといった動機から問い合わせる企業は業種も規模もさまざまで、初回の相談時点でアイデアが固まっていなくても構わないという姿勢がハードルを下げている。


