院長・副院長が持つ複数の専門資格と臨床の蓄積
1980年に岐阜歯科大学を卒業した院長・西村弘二は、顎咬合学会認定医、臨床研修指導医、日本糖尿病協会歯科医師登録医、日本口腔健康医学会認定医といった複数の認定資格を取得してきた。40年以上にわたる臨床の中で、虫歯や歯周病の治療はもちろん、全身疾患との関連を踏まえた口腔管理にも携わっている。副院長の西村知倫は大阪歯科大学を卒業後、高齢者歯科の領域で研鑽を積み、日本臨床歯科学会や日本床矯正研究会にも所属する。堺市南区という地域で、小児から高齢者まで診られる体制を親子二人の歯科医師で維持している点は珍しい。
個人的には、糖尿病協会の登録医資格を持つ歯科医師が地域の開業医にいるという事実が印象的だった。糖尿病と歯周病の相互関係は近年広く知られるようになったものの、実際にその視点で診療を行う歯科医院はまだ限られる。院長の経歴を見ると、口腔内だけで完結しない視野の広さが読み取れる。副院長が高齢者歯科を専門としていることで、訪問診療や嚥下機能への対応など世代ごとのニーズにも応じやすい布陣になっている。
虫歯治療から小児矯正・予防ケアまでの診療領域
西村歯科では一般的な虫歯・歯周病治療に加え、小児矯正や予防歯科にも力を入れている。歯並びの相談は成長期の早い段階から受け付けており、床矯正研究会に所属する副院長が中心となって対応する。予防の面では定期メンテナンスの受診を積極的に案内しており、症状が出てからではなく「悪くなる前に通う」流れをつくろうとしている。新しい診療機器の導入にも取り組み、処置時の身体的負担を減らす工夫を重ねているという。
通院している患者からは「子どもの歯並びを早い段階で相談できたのがよかった」という声が目立つ。矯正というと専門のクリニックに足を運ぶイメージがあるが、普段のかかりつけ歯科で相談からスタートできるのは心理的なハードルが低い。歯周病の治療後にそのまま予防プログラムへ移行する患者も多いようで、治療と予防が分断されずに続く仕組みが日常の診療の中に組み込まれている。
説明と対話を重視した診療の進め方
治療に入る前の段階で、患者の悩みや希望を聞き取る時間を必ず設けている。症状の説明には専門用語をできるだけ使わず、治療の選択肢とそれぞれの見通しを平易な言葉で伝えるスタイルをとる。納得してから処置に進むという手順を徹底することで、途中で不安を感じたまま治療が進んでしまう事態を防いでいる。治療の最中であっても疑問があればその場で質問できる空気がある。
「何をされているのか分からないまま終わる、ということがない」と感じる利用者も多い。歯科医院に対して緊張感を持つ人は少なくないが、西村歯科では説明の丁寧さがそうした心理的な壁を下げる役割を果たしているようだ。長く通い続ける中で信頼関係が積み重なり、ちょっとした違和感でも気軽に相談できる関係性が生まれている。
個室診療室・駐車場完備のアクセス環境
プライバシーに配慮した個室の診療室を備えており、周囲の目を気にせず治療を受けられる。小さな子ども連れでも利用しやすく、治療内容を他の患者に知られたくないという要望にも応えられる構造になっている。院内全体が清潔感のある明るい空間で、待合室でも圧迫感を感じにくいレイアウトだ。
最寄りは泉北高速鉄道の栂・美木多駅で、バスに乗り庭代台2丁または庭代台1丁南のバス停で降りると徒歩約1分の距離に位置する。無料の専用駐車場が10台分用意されているため、車での通院も問題ない。堺市南区の住宅街にあるという立地柄、近隣住民が日常的に通いやすい環境が整っている。


