韓国・中国トレンドからオフィス仕様まで、デザインの振れ幅
ワンホンネイルやガーリー系、ギャル寄りのアレンジなど、MIRAI nailが手がけるデザインの方向性はかなり広い。来店前のヒアリングで好みや普段の服装、職場の雰囲気まで聞き取ったうえで、ゼロからデザインを組み立てていく流れを採用している。シンプルなオフィス向けの仕上がりにも対応しており、「派手すぎないけど地味にもしたくない」という微妙なニュアンスの注文が入ることも多いという。韓国や中国発のトレンドをいち早く取り込みつつ、日本の日常に馴染むバランスに落とし込んでいる。
個人的には、パーツの在庫量に驚いた。大きさや質感、輝き方の違いで何種類も揃えていて、ワンポイントだけ足すのか全体に散りばめるのかで仕上がりの印象がまったく変わる。推し活イベントに合わせたモチーフネイルのオーダーも受け付けており、InstagramのDMで事前に参考画像を送れば当日の施術がスムーズに進む。「推しカラーを絶妙に入れてもらえた」という声がSNS上でも目立つ。
苫小牧・日新町の一室で過ごす施術時間
北海道苫小牧市日新町4丁目、完全プライベート形式の空間で施術が行われる。他のお客さんと顔を合わせずに済むため、初来店でも緊張しにくい環境が整っている。JR糸井駅からは徒歩で約25分、糸井駅北から糸井神社前までバスを使えば15分ほどで到着する。無料駐車場が1台分用意されているので、車でのアクセスも問題ない。
「何が似合うかわからないまま来たけど、カウンセリングで一緒に考えてくれた」という利用者の声がある。ネイルサロン自体が初めてという人からの予約も一定数あり、デザインの方向性が固まっていない状態でも対応してもらえる。施術中の会話量もお客さんのテンションに合わせて調整しているとのことで、静かに過ごしたい派にも居心地がいい。リピーターの割合が高いのは、こうした距離感の取り方に理由がありそうだ。
自爪の状態から整える施術アプローチ
MIRAI nailでは見た目のデザインだけでなく、甘皮まわりのケアや爪への負担を抑えた施術工程にも時間を割いている。爪が割れやすい、薄くなっているといった相談に対して、メンテナンスの方法や日常での保湿ケアまで踏み込んだアドバイスが受けられる。深爪の状態でもチップを使った長さだしに対応しており、「短い爪がコンプレックスだったけど初めてネイルを楽しめた」という感想が寄せられている。施術の持ちは約3〜4週間が目安で、生活習慣や爪の状態によって次回来店のタイミングを個別に提案する形を取っている。
施術後の保湿ケアについても具体的な手順を教えてもらえるため、サロンを出た後のセルフケアに迷いにくい。爪のベースコンディションを底上げしてからデザインを載せるという順序を重視しており、回を重ねるごとに自爪の状態が安定してくるケースもあるという。
メニュー構成とデコケース販売という別軸の展開
ラメグラデーションやグラデーションが7,000円、持ち込みデザインは8,500円、うるちゅるマグネットが6,500円と、メニューごとに価格が明示されている。持ち込みデザインではInstagramのDMで事前に画像を共有する仕組みがあり、当日の打ち合わせ時間を短縮できる。日本ネイリスト検定2級を取得したネイリストMIRAIが一人で施術を担当しているため、仕上がりのクオリティにブレが出にくい構造になっている。予約もDM経由で受け付けており、やり取りのハードルは低い。
ネイル施術とは別に、アート用パーツを活用したデコケースの販売も展開している。ガーリーやギャル系のテイストからシンプルなデザインまで幅があり、推しモチーフを組み込んだオーダーにも応じている。ネイルとデコケースをセットで頼む利用者もいるようで、「統一感が出てテンション上がる」という反応がSNSで散見される。施術の延長線上にある物販という位置づけが、MIRAI nailの独自性を際立たせている。


