くれよん薬局 堺店|お薬と人を結ぶ、南大阪の調剤薬局

薬剤師27名体制が生み出す調剤オペレーションの速度と精度

M’sファーマ株式会社が運営するくれよん薬局 堺店には、薬剤師27名、管理栄養士3名、事務スタッフ24名を含む総勢58名が勤務している。電子薬歴や調剤補助・監査装置といったシステムを現場に組み込み、機械が担える工程は機械に任せる設計を徹底した。こうした分業によって薬剤師が患者対応に割ける時間は大幅に伸び、窓口での説明や相談にじっくり向き合う余裕が生まれている。ECRSの考え方をベースにした業務改善が日常的に回っている点も、この薬局のオペレーションを下支えする仕組みのひとつだ。

個人的には、調剤事務スタッフがチーム医療の一員として薬剤師と並列に動いている点が印象的だった。処方せんの受付から会計までの流れのなかで、事務が患者やその家族と接する場面は意外と多い。その接点を「業務」として終わらせず、声かけやフォローにまでつなげている姿勢が、来局者の安心感につながっているという声も目立つ。堺市という南大阪の医療圏で、これだけの人員を一店舗に集中配置している調剤薬局はそう多くない。

在宅・施設対応からオンライン服薬指導まで広がるサービス領域

処方せん調剤の枠を超え、くれよん薬局 堺店は個人宅や介護施設への薬の配達・往診同行・残薬管理といった在宅サービスを展開している。施設入居者への配薬サポートまでカバーしており、療養中の方の日常生活に直接入り込む形で支援を行う。来局が難しいケースにはオンライン服薬指導や電話・LINEでの相談窓口が用意されていて、距離や移動手段の制約を受けにくい。全国の医療機関が発行した処方せんに対応しているため、かかりつけ医が遠方でも利用しやすい構造になっている。

マイナンバーカードの保険証利用や電子処方箋への対応も進めており、受付時の手続き時間が短くなったと感じる利用者も多い。災害時や感染症発生時には行政機関・医療機関と連携して薬の供給を途切れさせない体制を組んでいる。こうした非常時の備えは普段の来局では見えにくい部分だが、2012年の設立以降、継続的に整備されてきた取り組みだ。南大阪エリアでの在宅対応件数は年々増加傾向にあるという。

管理栄養士3名が常駐する「食と薬」の相談窓口

薬の相談だけで終わらないのが、くれよん薬局 堺店の特徴的な部分だ。常駐する管理栄養士3名が薬剤師と情報を共有しながら栄養相談を行い、服薬状況を踏まえた食事の提案まで踏み込む。一人暮らしの高齢者と育ち盛りの子どもがいる家庭とでは食の課題がまるで違うが、年代やライフスタイルに応じた個別対応を基本方針としている。自治体からの依頼で栄養教室や健康講座を開催する機会もあり、薬局の外へ活動の場を広げている。

たとえば在宅療養中の方には、管理栄養士が自宅を訪問して冷蔵庫の中身や普段の食事内容を確認しながらアドバイスを行うケースもある。オンラインでの栄養相談にも対応しているため、外出が難しい時期でも継続的にサポートを受けられる。「薬局で栄養の話ができるとは思わなかった」という反応が多いらしく、リピーターの増加にもつながっている。薬剤師と管理栄養士が同じ患者情報を見ながら動ける環境は、医療機関とはまた異なる実用性を持つ。

医療・介護の人材採用支援にまで踏み込む地域密着の経営方針

くれよん薬局 堺店が掲げるのは、薬の受け渡しだけにとどまらない「かかりつけ薬局」としての存在だ。医療機関や介護施設との多職種連携を通じて、子どもから終末期の方までを対象にした包括的な健康支援に取り組んでいる。生活のなかで生まれるちょっとした疑問や不安にも窓口で応じる姿勢が、日常的に足を運びやすい雰囲気をつくっている。2012年の設立以来、現状に満足せず改善を重ねるという方針が経営全体を貫いている。

くれよんジョブサポート事業と名づけられた人材採用・定着支援サービスは、地域の医療介護事業者向けに展開されている。薬局運営のノウハウを活かし、採用から職場環境の整備まで一括で相談を受ける仕組みだ。南大阪エリアでは介護・医療分野の人手不足が深刻化しており、この事業への問い合わせ件数は増えているという。調剤薬局が人材支援まで手がけるのは珍しく、地域の事業者からの関心は高い。

大阪 調剤薬局

ビジネス名
くれよん薬局 堺店
住所
〒599-8233
大阪府堺市中区大野芝町242−9
アクセス
TEL
072-350-0624
FAX
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