関節の腫れと痛みから始まるリウマチを見逃さない
突然、指の関節が腫れてきた。朝起きると手がこわばっている。そうしたサインが、関節リウマチの入口になることがある。医療法人いしい整形外科は、リウマチ科を掲げてこの病気の早期診断と治療に取り組んでいる。関節リウマチは全身に関わる病気で、関節が痛んで腫れる症状で発症することが多い。合併症として間質性肺炎や血管炎が起こる場合もあるため、定期的に血液などを検査して全身の炎症反応を見ていくことが要る。正しく治療すれば進行を食い止められる病気であり、早期の発見と治療が何より大切になる。
全国60万人の病気に、専門医として向き合う
リウマチに罹患している人は、全国でおよそ60万人いると推定されている。決して珍しい病気ではないからこそ、身近な整形外科で相談できる意味は小さくない。医療法人いしい整形外科の石井宏忠院長は、日本整形外科学会の認定リウマチ医であり、専門医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医の資格を持つ医学博士である。気になる部位と具体的な症状を丁寧に聞き取り、レントゲンや血液検査で状況を確かめながら治療を進めていく。取材していて、リウマチの認定医が常駐する整形外科は地域の中でも限られており、朝のこわばりを抱えた人にとって心強い窓口だと感じた。
加齢とともに進む骨粗鬆症への備え
リウマチと並んで見えにくいのが骨粗鬆症である。加齢に伴って背骨が曲がり、痛みが出てきた場合には、この病気の疑いがある。医療法人いしい整形外科では、健康な人でも骨密度の測定によって骨の状態を正しく知ることを勧めている。自覚のないまま骨がもろくなり、転倒や骨折につながることを防ぐには、早めに現状を把握しておくことが役立つ。
リハビリと組み合わせて回復を支える
診断のあとは、リハビリや投薬、注射を組み合わせて回復を支えていく。医療法人いしい整形外科には専門のリハビリスタッフが在籍し、患者一人ひとりの状態に合わせた訓練を行っている。高齢者の転倒や骨折を防ぐパワーリハビリテーションでは、トレーニングマシンを使って下肢の筋肉を強くしていく。病気の治療と、身体を動かす力を保つ取り組みを同じ院内でつなげられる点が、通う人の負担を軽くしている。


